情報過多。

昼の番組でメタボ対策に 「好きな物を腹いっぱい食べよう。」

と 言う話があった。

番組の先生によれば「食べれないストレスで脳は疲れてしまう。」

と おっしゃっておりました、先生の所に相談にくる女性には

好きな食べものは何ですか? との問いに女性は

「ケーキが好きです、一日3個は食べたいです。」と答えたそうな。

それならばと 先生は 「3個と言わず一日ワンホール食べてください。」

と 言ったそうです。

先生から食してよし! の太鼓判を得られた女性は嬉しそうに

帰宅して毎日大好きなケーキをワンホール食したそうな・・・・。

その後、その女性が先生に会いに来たときにはメタボが改善されて

いたそうです、女性いわく 「先生が言われたように毎日ケーキを

ワンホール食べました、すごく幸せだったんですけど

食べてるうちに吐くようになりました。なんでですかね?」

このとき先生が教えてくださったのは

「大好きな物を満足するまで食べる事によって脳のストレスを

解放してあげてるんです。

ストレスが改善されてくれば脳は正常な指示を出せるようになるので

ケーキを毎日ワンホール食べる事の間違いを脳は見抜きます

よって 吐き気をもよおすのですよ。」

先生が言いたかった事は 健康によい食品でも嫌々食べると

ストレスになり脳が正常な判断をくだしません。

それよりも 大好きな物を満足するまで食べる事によって脳の

ストレスを解放してあげる方が身体には良いと言いたかったみたいです。

一方 メタボ検診と呼ばれるものには沢山の制約がついてきます。

「油物を控えてください。」

「糖分の取りすぎに注意してください。」

「野菜をもっと食べてください。」

普通に考えると 体が悪い状態ならその原因を調べて

原因を取り除く。   この考え方の方が正しいとは思うのですが

この事によって脳がストレス過多状態に陥ると

違う障害も出てくる、 と言うのは容易に想像がつきますよね。

あまりにも情報が多すぎて

あちらを立てればこちらが立たず、的な時代です。

特に今の時代は根拠ありきの時代ですので

今までの常識が明日なにかの新発見がなされたときに全てが

180度ひっくり返ると言う怖さもあります。

特に環境問題やリサイクル問題などは問題が生まれてから

まだ50年程とまもないので、情報自体が熟していないと言われてもいます。

ここ数十年で世界は劇的な情報社会に進んでゆき

情報のみが先行している様に見え その莫大な情報量の中から選択を

しなければゆけないのです。

情報過多、情報の共有化 なんだか少し怖い気もしますね。