住まいのガラスの話

どうも 岩﨑です。

環境にあった最適なガラスを選んで

過ごしやすい空間を。

と、なかなか理解しがたいガラスの話。

そもそも一般的にガラスの知識など

必要ないので日常的に存在していても

理解までしている人などほとんどいない。

しかしながらガラスは存在すると言う事は

誰かがガラスメーカーに発注しているからであり

勝手にガラスは家にはないのだ。

等と哲学めいた始まりをしてしまいましたが

事実、誰かが注文しているから

ガラスは存在し、透明なガラスもあれば

見えにくくしたいお風呂、トイレ、勝手口は

片ガラスと呼ばれるスリガラス調の向こう側の

見えないガラスがはまっているのである。

この他にも断熱性を高めているペアガラス(二重硝子)

防犯性の高い合わせガラス、熱に強い耐熱ガラス

割れにくい網入りガラス、強度のある強化ガラスなどがある。

そんな中でも、生活しやすさに直結しやすい

硝子もある。

夏熱くなく冬寒くないガラス、温熱環境ガラスとでも

呼べばいいのであろうか?そんな名前は無いが。

ガラスと言えば、光を通し風を遮るものであったのだが

進化をとげたガラスには以下の機能が搭載された。

「日射遮蔽型ガラス」

これは夏の暑い日差しから得られる

強烈な熱を室内には取り入れないと言う

九州では嬉しい機能的なガラスである。

夏のむせ返るような熱い熱エネルギーを

そのまま室内に取り込んでしまっては

エアコンの効きが悪くなると言うものだ。

それとは逆のガラスもある。

「日射取得型ガラス」

これは名前の通り、熱を取得する際のガラスで

冬の寒い時期に貴重な熱源である

太陽からの熱エネルギを室内にうまく取り込む為の

ガラスで、うまく使えば自然のエネルギーを

暮らしに取り入れる事が出来る大変便利なものである。

意外にも冬の太陽は温かく

掃き出し程度のサイズの窓であれば

コタツ程度の熱を取得できる。

これほどの熱源をうまく使わない手はない。

物はうまく使うと大変便利であることを

もっと発信しなければならない・・・。

th[5].jpg

#大村市

#APW

#断熱

#新築

#リフォーム

#技術