カラテチョップはリトル東京、もしくはリトルサイゴンだった話

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どうも 岩﨑です。
大村市にある有名なベトナム料理を
提供する「カラテチョップ」に
ランチを食しに出かけました。

ここの所、妙に時間を取り辛かったり
(ランチの時間)
移動の方向が西大村方面とは逆と
言う事もあり、ようやく行けた・・って
言うのが正直な気持ちです。

実はカラテチョップの名物シェフ
土井シェフさんお仕事の話で
「コロナの飛散防止・感染拡大抑制」
の透明パーテーションの作成依頼を
受けました。
工事が終わり「時間が作れたら
食べに行きます!」と言いながら
中々に行く機会を作れませんでしたが
本日!ようやく行けました。(遅い)

おそらく土井シェフも気が付いて
居ないと思いますが
実はカラテチョップ今回で二回目で
一回目の来店時は2.3年前。

まだ、土井シェフと知り合う前でしたので
たしか ココナッツの入ったカレーを食べたような。

所で、工事の最中は
あまり気が付きませんでしたが
このお店の内装、雰囲気、音楽が
すごく良くて営業中と営業時間外の
ONとOFFがすごい・・・。

工事の時は無論OFF
お店の器はあるけれど火がついてないと言うか
勿論営業中でもないのでお店に火が付くわけない。

しかし、そんなにONOFFを感じる事は
よそのお店ではあまり感じないので
それに気が付いた時は驚いた。

実は来店する少し前まで
ナフコ松並店で買い物をし
(今日はカラテチョップに行けそうだ11:19分)
少し店の前で待つか、そうだ
待つ間に娘の欲しかったiPadの事を
ヤマダに問いあわせしよう、そうして
連絡を取っていると
時間は11:29まで消化することが出来た。
30分オープンを店頭で待ち
当日第一の客として訪問できた。

入った瞬間
座った瞬間感じた事は

「めっちゃ海外に来た感がすごい!」

作業中と何が違うのかを色々考えた。

そうだ、照度が丁度いい。

明るすぎず暗くない
ものすごく落ちつく照明だ

全然凝った照明じゃないのに

上を見ると逆富士型の照明器具に
電灯が一本指してあった。

「もしかして計算づくなのか?」

言葉にはしなかったが
実にちょうどいい照明だ。

それでいて
空間が生きている。
何でこんなに空間を感じるのか?
壁にはベトナムや海外に纏わる
ポスターや模様が多くあり
海外の空気感を感じる仕掛けが沢山あった。

しかし、ワザらしさが全くない
どうしてだろう
個人店の香りがしない

おそらく、店内の情報を
バランスよく配置されている。

客としての目線として無理が無い
しかも
雑多感が全然ない

なるほど、これは整頓だ。

物の配置、位置が実に自然で
非常に洗練された空気を感じる。

この時、当店事務所の隣の東京帰りの人の
言葉を思い出した。

隣の人は
「カラテチョップって東京のお店だよね。」
と私に感想を伝えたのだ。

なるほど、この品質の高さが東京で
鍛えられた店の構成なのか

その瞬間、これが
リトル東京なのか?
と一瞬思ったが
リトルサイゴンの方が文字面が良いのか?
と頭がもやった。

ともかく、お店の構成自体が
ものすごく良い。

そのお陰で海外旅行に行った気分を味わえた。

もち、注文した
生春巻き、付いてきたサラダ
鶏のフォー(ベトナムのラーメン?)
も全部美味しい。

生春巻きは
すごい具沢山、それなのに
めっちゃ綺麗にまとまっている・・。

見た目だけで十分うまいのに
具の中身も色んな食感と香りがあり
一口一口とゆっくり食感を味わって
頂くと、食材の一つ一つが
鼻孔を通して教えてくれる。

そしてフォー

フォーよ!
かぼちゃ、オクラ、トマト!
具! っちょ具!

っと突っ込みたくなるが
朗らかな優しいお味。
この優しさは何だろう

ほっとするお味
なのに、初めての味と香り
スパイシーを背景に
全体には野菜と鶏の滋養を
感じるお腹に優しいお味。

初めて知るお味だ・・

当然だ、おそらくフォーを食べた事が無いのだから。

そうだ、エミコチョップ(オカミサン)さんが
ライムを絞っても美味しいですと
フォーを持ってくる際に教えてくれたんだ。

ライムはなんと生ライムであった。

フレッシュすぎるやろう。

でも嬉しい、生ライムとか
原価高いやん。

絞らんお客も多分いると思う。
でも、フォーについてきた。

お客に聞く事も出来るはずだ。
お店側からしたら
「お好みであればライムも出しますので」
の一声で必要ないお客には
ライムの不要な処分機会を減らす
事も出来るのに、ここではやらない。

それはきっと
ここまで含めて
ベトナム料理を表現しているのだと
思った。

すげえ。

カラテチョップすげえ・・

しかも、フォーが来た瞬間に感じた。

盛り付けがすげえ

盛り付けが、きれいなの。

これ、丁寧に配置を考えて
一つ一つお作りしてるんだなって
一品なんだ。

フォーを頼んだら
箸をつける前に
盛り付けを見てもらいたい。

土井シェフのお客に対する
「提供」と言う物を
どれだけ大切にしているか
よくわかるお仕事をしている。

それも1000円もしない金額で・・。

時間にして
20分程度の滞在であったが
とても嬉しい時間を過ごせた。

10万人に満たない
まだまだ小さな町の大村市だが
このリトルサイゴン、リトル東京は
ベトナム食堂を超えた
「ベトナムに居るような感覚」を
与える空間であった。

大村市でミシュランを獲ったカラテチョップの
情報はこちらです↓
ベトナム食堂 Karate Chop カラテチョップ – Karate Chop’s HP (jimdofree.com)