建築の矛盾。

全ての建築物には建築基準法が適用され

構造や仕様にいたるまで事細かに基準が設けられています。

土地に対しても法律がかかり地盤や構造体の断面欠損の

考慮や地震や風圧力積載加重に積雪加重とほんとうに多岐に

わたっております。

日本が誇る古代の木造建築郡は古の知恵と卓越した技術により

1000年と言うスパンにわたり現存する建築物もございます。

日本人の気性を表しているかのように古代建築は

基本理念が 「揺れる」 に標準をあわせ

大きな木は風で倒れるが 竹はしなやかに抵抗の理論のもと

に建設されております。

 

この建築郡らもなんらメンテナンスをせずに1000年も現存している

ワケではありません。

ちゃんと100~200年スパンで屋根及び構造体も補修をされて

時には違う柱を持ってきたりして 「もたせてある」と思うのがよいでしょう。

 

 

そしてこの時の補修に問題があるのですが

建築基準法第三条に文化財保護法の規定により国宝、重要文化財

重要有形民族文化財 ~~~として指定もしくは

仮指定されたものとも記されています。

 

様は現代基準の建築レベルでは現存するほうがおかしい

建築物もあり、それなりの強度といいますか

耐震性を持たせるべき等と発言する学者もいるそうで。

筋違や面材で補強するべきとか・・・・・。

 

現在の名工とよばれる方々はこういう意見を聞くたびに

「1000年も建ってきた建物になんの強度がたりないと

思っているんだ!」 と言っても聞かないようです。

 

実際に筋違をいれた建築物もあるみたいで・・・・

 

私が思うに・・・・・

 

 

 

これは文化テロと言っても過言ではありませんね。

 

目の前にあることが法律で解釈できない

断面欠損の理屈も証明できない。

大体・・・地震と台風は同時に来ることはないので

そこまでの強度計算は必要ないって・・・

 

 

あると思います!

(天津木村はまだイケるっしょ?)