実家の様子。

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実家の廊下です。

ちょっとゴージャスっぽい作りも

ウチが得意としているところです。

ゴージャスにリフォームはいかがですか?

ワインのよく合う家です。

塗装のススメ。

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塗り替えの様子です。

もう時期終わりなのでシートは剥いであります。

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下地の白い塗装はアクリルゴム系防水形複層塗材です。

その上に 薄茶色の同じ素材の塗料を塗ります。

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ちょっと分かりずらいですが右側が弾性シーラー(シーラーとは上塗り塗料と下地をより確実に密着させるために必要な下塗り剤です)

真ん中の白い筋が中塗り材のアクリルゴム系の塗料です、そして仕上が左側の色です、この建物は構造体が鉄骨ですので外壁が鉄骨の膨張や縮小に追いつかなくて割れる事がたまにあります。

(線路のレールの継ぎ目がわざと空いているのは夏の膨張や冬の縮小に対しての有効な手段だからです。)

この建物も外壁が構造体の膨張や縮小に追随できなくて割れてしまっていましたが、今回の塗料は弾性を持っているので仮に外壁が割れたとしても

塗料にヒビが入りません。  要はゴムを塗っているようなものですので

防水性で言えばこれが一番いいと思います。

前にもこの塗料をヒビの入ったビルに塗ったことがありましたが

見事に雨漏りを防いでくれました。

適切な塗装も長年の経験のお陰です。

塗装のお見積もりもやっておりますので ぜひご連絡ください。

NEDO補助金制度のご案内。

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地球温暖化対策として日本の行政が生み出した制度です。

家庭から排出されるCO2を減らそうと一般住宅の断熱化工事にかかる総工事費用の三分の一を国が補助すると言う話です。

そこで私達が提案したいのはもっとも簡単でもっとも効率の上がる

「樹脂サッシの内窓」を付けると言う手法です。

工事は一箇所あたりおよそ一時間(あっという間に終わります、効果は抜群)

しかも内窓を付けることにより防音効果も上がり道路側の住宅なら

気になっていた車の騒音やクラクションの音が激減できます。

逆に考えれば オーディオが好きな人や楽器の演奏が好きな人は

隣の家に迷惑をかけることなく楽しめると言う利点もありますね。

(音が無くなるという訳ではないので爆音は控えましょう)

お客様が用意するものは

1年間分のエネルギーの使用量
電力会社様、ガス会社様からのご利用明細はお持ちでしょうか。なくてもご心配要りません。電力会社様・ガス会社様にお尋ねいただければ教えてくださいます。これは私どもでは代行はできません。私どもが尋ねても決してお答えしてくださいません。
建物の図面
平面図と立面図が必要になります。

たったのこれだけです。

あとは工事により25%程度またはそれ以上ものエネルギー削減が達成される

住宅において申請が通れば補助が降ります。

この補助はマンション等にも適用できますし、新築にも適用されます。

(新築の場合には「住宅性能評価制度」設計評価が必要。

システム導入後3年間のエネルギー量の報告が必要です。

気になるお方はメールにてお問い合わせください。

立場を勘違いするな。

私達建築業者は技術と知恵が売り物です。

材料や他工事は知り合いの業者にお任せしております。

先日「大工の人件費をさげるな」と書きましたが

業者にも同じ事が言えます。

常識の範囲で言えば 私の会社も適正価格まで値切る事があります。

(適正価格まで値切ると言う言葉もおかしいですけどね)

ただし 私の会社は他の会社様のように

馬鹿みたいに安くせろ! なんて間違ってもいいません。

なんでかと言うと・・・・・

私の母親は賃貸で生計をたてているのですが

個人事業者としては異例の入居率を誇っております。

しかも 最近の話ではなく25年ぐらいの賃貸仕事で

97パーセントの入居率を誇っております。

(入居保障などの類のものはございません。)

私はこの母親の事を密かに「最高の経営者」と思っています。

何故なら人の痛みが分かる人だからです。

うちの会社に金額的に厳しい仕事が舞い込んで来た時

どうしても利益がでない。

やはり業者に無理をしてもらわないと厳しい時がありました。

そんな時 私の母親が言った一言です。

「うちの会社は業者さんや 建材屋さんがいて 成立している会社なのよ

なんでも「お陰様で」って思いなさい、彼らが居るから家が建てられる

建材屋が材料を売ってくれるから仕事が出来るのよ。」

当たり前ですけど こんな事言える経営者は 長崎県内にはそう居ないでしょう。

素晴らしい母親です。

元請けだからこそ 業者に飯を食わせなければならない。

元請けだからって「立場が上と思うな!」 と 母親は言いたかったのでしょうね。

社長と孫。

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今日は孫に会いに

私の会社の社長が嫁の実家に来てくれました。

社長は生まれた時風邪を引いていたので

まだ 会えてなかったんです。

彩芭に初めて会った父はメロメロです。

我が家の初孫の彩芭は子供好きな父に

「自分の孫」と言う名の宝物みたいなものでしょう。

昼ごはんも食べずにずーと抱っこしてました。

飯を食べ終わったら また 抱っこしに行きます。

よほど可愛かったのですね。

みんなで和気藹々と出来た一日でした。

一発見積もり。

色々な大工さんや建築会社の人と仕事の話をします。

話題といえば 「仕事あるね?」  「儲かってるね?」 しかないですけどね。

お客様が仕事の依頼をする前に行う事は まず見積もりです。

しかし この見積もりですが  大勢の会社の人たちは

「お客から 高いんじゃないの?って言われて もう作り直して4回目ばい。」

なんて話よく聞きます。

へ~ と私は関心します。  4回ねえ・・  頑張ってるじゃん。

まあ 大体 うちの会社の見積もり毎回一発で通るので そんな辛さは分かりません。

「なんで?激安だから?」

「手間 はぶいてるの?」

等と聞かれますが・・  私にも分かりません。

お客様に恵まれているのも あるかもしれませんが

毎回 適正な価格でしか見積もりを出さないからじゃないですか?

まず大工の人件費は一日一万五千円はいただきます。

半日なら七千五百円です、 これが現在の適正価格です(九州に限る 関東なら二万千円ほど)

基本はこれくらいです、材料には1.9~2.4割程の利益を載せます。

金額のもともと低い材料については利益は皆無って所ですかね。

この利益は会社の運営費(税金や事業税 道具費 固定資産税 等等)に欠かせません。

だから毎回同じ利益率で お客さまに 見積もりを出させていただいております。

たまに原価を公開します! なんて 所もあるようですが

「おいおい。。。馬鹿じゃないのか?」 と 思ってしまいます。

「言っておきますけど 我々業者は 取引先や 取引内容によって 仕入れ値が変動します。」

定価の45パーセントで仕入れられる材料もあれば頑張っても78パーセントでしか仕入れを出来ない材料もあるのです  薬の原価って分かりますか? せいぜい50円もしませんよ。

しかし 原価につながる研究費、 これは材料に上乗せされます。

8円の原価のガラスコップが100円で売られるとしますね、 業者の仕入れ値が34円だとしても

結局原価には届きません、原価は「何もない状態の金額」だからですね。

要するに 原価とは ある意味誰にも分かりません。

仕入れ値と原価は違いますからね。

話がそれてしまいましたが うちの会社の一発見積もりですが

電話で見積もりしてって言われても  正直難しいのです。

現場に出向き 寸法を調査して それを図面に描いて 柱の一本から断熱材の一枚まで

手と頭だけで計算します。

「時代おくれじゃないの?」 なんていわれそうですが これがハイテクですよ。

現場の収まりが分かる大工が見積もりするのが一番正確に見積もれます。

正確に見積もりをした後で 材料費と会社の運営費を載せてお客様に見積もりを出すのです。

作り直すのが面倒なので いつも 当たり前の金額しかもっていきません

無料見積もりですが どんぶり勘定しないのでものすごく時間がかかるのです。

お客様に「高いんじゃないの?」と 言われたときは 

「他の会社からお見積もりとってみましたか?」 と聞いてみます。

是非 とってみてください。

しかし 人件費の極端に少ない会社からは 遠慮してください。

私達は職人を殺してまで利益を上げたくはないのですから。

努力をする事。

なんだか最近会社のFAXに経営セミナーとかこれは売れるぞ営業のススメ等が送ってきます。

私も会社の跡継ぎとして 頭が痛くなるほど経営の本を読んでまいりました。

やはり一番良かったのは船井幸雄先生の考えでしたね。

目からウロコ心から納得する事ばかりの内容です。

ですので おととし位まで興味のなかった経営コンサルタントさんにも興味を持つようになりました。

よく 会社の方にコンサルタントの方が営業に来ます。

毎回素晴らしいお話を聞かせてもらって感謝をすると共に

「やはりこういうものに頼らないとこれからは厳しいのかな・・」等と思う一面もありますが

コンサルタントの方は「努力されるのはかまいませんよ、

でも、今すぐ売り上げを伸ばすのと

5年後からじわじわと売上げが上るかどうかも分からない状態のままでいるのとどちらを選びますか?」

と 聞かれたら「う~む。」と悩みます。

わが社は責任施工してますので コンサルタントの方が言うように

大工の人件費を下げましょう! には 全然納得できないんです。

大工の人件費を下げればそりゃ 会社は儲けますよ。

でも 私はそんな会社ならつぶれてしまえ と思う方ですので・・・

頑張ったら頑張っただけ豊かにならないと 人は苦しいと思うのです。

従業員や大工の賃金を下げて自分が儲ける前に 社長の取り分を減らしてでも

人に返すべきではないでしょうか?

何故なら会社は人の為に存在して 自分の為ではないからです。

犠牲を強いるならまず自分から それが義理人情だと思います。

私はそういう会社を目指したいのです。

トイレのリフォーム(壁紙編)

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トイレのリフォームをしました。

腰から下はタイル 腰から上は和室のようなジュラク仕上げの壁を

腰下に天然木のヒノキをはり(よい香りです。)

ジュラクのところには新しく壁紙を張るところです。

クロス屋さんが丁寧にジュラクのでこぼこをパテ埋めしてくれています。

パテ埋めをすることによって壁紙をはった後で

光によるでこぼこを補正しています。

時津から大村まで来てくれたこのクロス屋さんは昔からの付き合いです。

この方の親方は長崎圏内のクロス屋のはしりと呼ばれていました。

ちなみにこの冬一番の寒気と呼ばれたこの日でしたが

私もクロス屋も 震えました。

フローリング工事。

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床張りの作業風景です。

フローリングの下の板材は構造用合板です。

フローリングを張った後は傷がつかないように

養生をします。

床張りはしゃがみっぱなしですので腰が痛くなります。

でも そんなの気にしません。

外国の素晴らしい町並み。

町並みというのは人が集まる処なら どこでも出来てしまいます。

海辺でも山の中でも。

外国の町並みは本当に素晴らしいですね。

イタリヤやイギリス アメリカや中国でも(中国の町並みは乱雑ですが喧騒の中に統一された町並みとしての美しさを私は感じます。)

その国の生活様式や風土にあわせ 無理の無い暮らしを過ごす事を

考えていった結果なんでしょかね?

統一されたものには自然と「整理」と言う名の美しさがついてきます。

HNKなどを見ているとたまに外国の風景が流れ ただ見ているだけで

「いいなあ  こんな町にすんだら楽しいだろうなあ」 と楽しんでおりますが

悲しい事に この国にはそういう地域は  わずかな一部しかありません。

日本人は変わり者なんですかね? 私もそうですが住宅で言うと

隣の人よりかっこよくしてくれ 隣より個性を出してくれと お客様は言ってきます。

個性が大切な世の中だとは思いますが 決して町並みとしては

美しいものは出来ないでしょう。

クールなコンクリート打ちっぱなしの住宅のとなりにローコスト住宅

その隣に純和風住宅、の隣にハウスメーカー住宅

「町並みなんて存在しねーや。」

まあ  当たり前ですよね。

好きな物建てたら 町並みが整うわけないですから。

なんで個人主義を大切にするEUなのに・・・家だけは統一するのか?

どうして隣の人と個性の競争をしないのか?

私も日本人なので  わかりません。

きっと外国には私達にない住宅の「常識の領域」を持っているのかもしれませんね。

私達のような建築会社も 外国に学ばないといけませんね。

余談ですが とある外国人建築家が東京を訪問したときに言った言葉です。

「日本には神社の後ろに高層ビルが見える、混沌とした町並みだが

近未来とは融合を意味している、しかし融合していない東京は

混沌としての美しさがある。」  と 言ったそうです。

私から言わせれば 「そんなの当たり前じゃないか」  ですけどね。

今の住宅に50インチのプラズマテレビを置いてみなさい、 ですよ。

違和感なんてないでしょ?  それが景色として合っているからですよ。

築100年の古民家にそんなテレビ置いてみてください。

だれもが「おお~かっこいい。」 といいますよ。

違和感の無いものには誰も驚きませんからね、今でいうサプライズです。

余談にながくなってしまいましたが 要するに町並みとは

そこに根付いた建築会社が 歴史を踏まえたうえで お客様に提案するべきなのか?

などと 思ってしまいました。

事実 日本の町並みは  「見る価値もない」 なんですからね。