雨漏れ

屋根下地の防水層が熱で干割れする。

こってりなラーメンが食べたい寒空の下
ぶるぶると体を震わせて作業をする岩﨑です。

ほっかいろは、使いません。
理由はありません。

毎日のように大小な仕事の依頼と
相談と受けていて、しょっちゅう
どこから手を付けるべきなのか
(緊急性が高いものから)
むむむむと悩む時もあり苦しみます。

最近は会える時に人に会うということを
ちょこっと意識していて
先日も母の同級生にあってきました。
ハッカの飴を渡しに。

とある催事場で北海道のハッカ飴を見つけ
(あのおばちゃんからハッカ飴もらったな
ハッカ飴好きって言っていたな・・)

僕のことを子供のころからしっている
母の友達を思い出し、すぐ飴を買って
市外まで走りました、飴を渡しに。

僕にとってこういうイベントは
人生の1ページを刻むような行為で
なんのためにと言われたら自分のために。
後から自分がノスタルジを得るために
多くの特徴ある記憶を作ることを
ちょっと意識しています。

そういう事で懐かしさを感じる。

さて、雨漏れですが、ルーフィングの割れから
雨水が侵入するので基本的にはルーフィングの交換の一手。

特に西や南側は熱のせいで痛みはどこでも激しいです。
ただ、ルーフィングが割れていても
運よく雨漏れしない住まいが多くあるのも事実。
台風や強風で瓦のずれ、割れがある場合
そこから雨漏れが発生する場合が多いので
気づいたときにはぜひ当店にご連絡ください。

屋根からの雨漏り

九州も梅雨明け宣言をうけ
夏真っ盛りな晴天の日々に脳みそが溶けそうです。
きちんと体をクールダウンさせる時間を作り
夏を乗り切りましょう、岩﨑です。

コロニアル屋根からの雨漏れです。

6月の梅雨時期に発生した豪雨の影響で
二階天井への雨漏れが発見された屋根です。
瓦に小さなヒビがあるものの大きな損傷もなく
おそらく防水紙から雨を受け入れている状況だったので
新しく防水層を作る必要があると考え
カバー工法による工事の選択をいたしました。

カバー工法とは既存の屋根を剥がすことなく
既存の上から防水層を作り、ゴミの発生が少なく
環境負荷が少なくコストを抑えられる工事になります。

暑い夏場の工事は作業者には多くの負担が体にかかります。
脱水や熱中症に気を付けて安全な作業を心がけます。

瓦だけで防水している訳ではない話

住宅でおこる相談の一つに
雨漏りの話が出てくることがよくありますが
その話でよく驚かれることがあり
どうして雨漏りが発生するのかを
説明していきたいと思います。

ヒビが入ったコロニアル瓦

どうも、岩﨑です。

今回は屋根に関する防水ですが
実は外壁からの雨漏りが大半を占めています。
外壁側からの雨漏れは今回は話しません、またの
機会の時に話せればと思います。

屋根からの雨漏れの厄介さに
点検が行いにくいと言う点があります。
瓦は一次防水であって
雨漏れを防いでいるのは、瓦の下にある
アスファルトルーフィングの二次防水の
部分で防いでいます。

特に和形瓦になると、強風時の吹込みで
瓦の隙間をついて雨水が瓦裏まで侵入します。
しかし、雨水が侵入したとしても
二次防水層のルーフィングが機能し
雨水を正しく外に排出してくれます。

しかし、アスファルトルーフィングは
長年の使用でヒビや釘穴の広がり等によって
劣化していきます。

小屋組み(屋根裏)から野地板を確認し
雨漏れをピンポイントで見つけられれば
雨漏れを防ぐのも簡単ですが
ルーフィングの劣化が全体に及ぶ場合には
一度全ての瓦を剥いで
ルーフィングを貼りなおす作業が必要になります。

現在はルーフィングの劣化が起こりにくい
改質アスファルトルーフィングが利用され
釘穴からの侵入やヒビが起こりにくい作りに
なっています。