コロニアル屋根からのカバー工法シングル葺きへ。

今年の夏は暑い、本気で暑い。
しかしながらこれが異常気象ではなく
これからの時代のニューノーマルになるだろうと
ネット記事を読んでしまったので
暑さに慣れていくしかない、倒れないように、岩﨑です。

既存のコロニアル、割れや欠けが散見されるが特に変わった点は見当たらない。
過去なんどか雨漏りしていたようで後ずけのコーキングが見て取れる。

和型の瓦と違い、コロニアルの雨漏りは言うほど簡単ではない。
依って、コロニアルで雨漏りが発生した場合は屋根瓦の下地である
防水層の形成から作り替えた方が安心である。

カバー工法と呼ばれる屋根工事ですが
既存の屋根をそのままに、新しく屋根をかぶせると言う
ゴミの発生を抑える工法であると共に価格も安く
施工も早いので現場の終わりが早い工事になるのです。

コロニアルの上に新しい防水層を形成します。

コロニアルの上に直に貼れる特殊な防水層で
雨水をシャットアウトします。

シングルを貼っていきます。

シングルを基準に合わせ貼っていきます、役物の板金金物は
一部を新規に交換し、新しく設置する施工箇所もあります。

小屋裏の暖気を抜くために換気口を新設し、雨漏りしない機構の換気棟を設置していきます。

シングルを棟まで張り上げると棟金物を設置して工事は完了です。

カバー工法の際は岩﨑工務店をご用命ください。

週末は子供が進学を見据えている大学の
オープンキャンパスへ一緒に行ってきます、楽しみです。

屋根からの雨漏り

九州も梅雨明け宣言をうけ
夏真っ盛りな晴天の日々に脳みそが溶けそうです。
きちんと体をクールダウンさせる時間を作り
夏を乗り切りましょう、岩﨑です。

コロニアル屋根からの雨漏れです。

6月の梅雨時期に発生した豪雨の影響で
二階天井への雨漏れが発見された屋根です。
瓦に小さなヒビがあるものの大きな損傷もなく
おそらく防水紙から雨を受け入れている状況だったので
新しく防水層を作る必要があると考え
カバー工法による工事の選択をいたしました。

カバー工法とは既存の屋根を剥がすことなく
既存の上から防水層を作り、ゴミの発生が少なく
環境負荷が少なくコストを抑えられる工事になります。

暑い夏場の工事は作業者には多くの負担が体にかかります。
脱水や熱中症に気を付けて安全な作業を心がけます。

屋根瓦の補修工事です。

梅雨の晴れ間に屋根工事日和。
屋根工事は曇り空が助かります(熱いので)
どうも岩﨑です。

鬼瓦部分やその他、漆喰押えが崩れています、
鬼瓦部分やその他、漆喰押えが崩れています、
押え漆喰も長い年月でボロボロです
押え漆喰も長い年月でボロボロです。

屋根の押え漆喰がボロボロになってるので
既存の古い漆喰を外して
新しい押え漆喰を施工します。

屋根用漆喰に砂とセメントを足します。
屋根用漆喰に砂とセメントを足します。

施工した屋根用練り漆喰はこちらです↓
Amazon | 屋根瓦・屋根用ねりしっくい(漆喰)白(ホワイト)(油入り)20kg 屋根のしっくい工事(屋根のしっくい・面戸・カノコ止め)に | 珪藻土・漆喰

既製品の練り漆喰にさらに砂とセメントを足し
水で粘度を調整しながら攪拌します。

さらにセメント追加して攪拌
さらにセメント追加して攪拌

漆喰はセメントを入れなくても
自然に固まりますが
セメントが入っている方が
乾燥や強度がでるので
こちらの方法が都合がいいのです。

さて、下で漆喰を作っている間に
屋根に上り、古い漆喰を全て外しておきます。
外した後には接着剤を塗るのを忘れずに。

漆喰の施工方法は
何回かに分けて
塗厚を取っていく施工です。

一回目の漆喰下地施工
一回目の漆喰下地施工

一回目の漆喰はあくまで下地の意味ですので
外観が少々あらくても問題ありません。
少し乾きつつあるタイミングで
二回目の漆喰を塗ります。

漆喰やセメントは素手で触ると手が荒れます
漆喰やセメントは素手で触ると手が荒れます

この漆喰は鏝(こて)を使って
施工します。

屋根のこてはこれが使いやすい!
鶴首こて
こんなこてになります↓
鶴首鏝 首長 カネミツ 鏝その他 【通販モノタロウ】 43404500~ (monotaro.com)

普通のこては屋根の上では使いにくいです。

マルマルっとこんもり綺麗になってきました
マルマルっとこんもり綺麗になってきました
もりもりしてとても強そうです。
もりもりしてとても強そうです。

いい感じにもりっとできました。
漆喰はこのもりっと感が大事だと思います。
押え漆喰が古くなると
台風や強風で瓦が落ちたり飛んだりしますので
早め早めに修繕しておくとよいです。
ぜひお問い合わせください~。