コロニアル屋根からのカバー工法シングル葺きへ。

今年の夏は暑い、本気で暑い。
しかしながらこれが異常気象ではなく
これからの時代のニューノーマルになるだろうと
ネット記事を読んでしまったので
暑さに慣れていくしかない、倒れないように、岩﨑です。

既存のコロニアル、割れや欠けが散見されるが特に変わった点は見当たらない。
過去なんどか雨漏りしていたようで後ずけのコーキングが見て取れる。

和型の瓦と違い、コロニアルの雨漏りは言うほど簡単ではない。
依って、コロニアルで雨漏りが発生した場合は屋根瓦の下地である
防水層の形成から作り替えた方が安心である。

カバー工法と呼ばれる屋根工事ですが
既存の屋根をそのままに、新しく屋根をかぶせると言う
ゴミの発生を抑える工法であると共に価格も安く
施工も早いので現場の終わりが早い工事になるのです。

コロニアルの上に新しい防水層を形成します。

コロニアルの上に直に貼れる特殊な防水層で
雨水をシャットアウトします。

シングルを貼っていきます。

シングルを基準に合わせ貼っていきます、役物の板金金物は
一部を新規に交換し、新しく設置する施工箇所もあります。

小屋裏の暖気を抜くために換気口を新設し、雨漏りしない機構の換気棟を設置していきます。

シングルを棟まで張り上げると棟金物を設置して工事は完了です。

カバー工法の際は岩﨑工務店をご用命ください。

週末は子供が進学を見据えている大学の
オープンキャンパスへ一緒に行ってきます、楽しみです。

屋根の工事

ダイエットの為に
夜ごはん後の間食をやめています。
もっと苦しいかと思ったら
そこまで辛くないので
助かっています。

どうも岩﨑です。

酒量も減らしました。
健康に生きたい。

さて、大村市中岳町の屋根工事の続きです。
今回は左官さんと共同作業で
主に、割れた瓦の交換と落下した瓦の
復旧作業に抑え漆喰の施工と
ひび割れに防水コーキングを行う
工事になります。

瓦交換のために瓦の一部を外す必要があります。

棟下りの下にある地瓦が
割れているので
棟下りを一度外さなければ
いけません。
一旦外し、割れた瓦を差し替えて
新しく棟を作ります。

反対側も同じ箇所の瓦が割れています。

反対側も同じようじ
瓦が割れています。
何か当たったのでしょうか?
ちなみに敷地内に
必要な瓦がなかったので
新しく瓦を購入する必要が
ありました。
運よく、流用できる
働きのある瓦を見つけられたので
良かったのですが
無い場合は大変です。

固定用の漆喰を施工しています。

鬼瓦部の再構築工事は
あまり見た事なかったので
良く見学しました。
左官ならではの
知恵の詰まった仕事に
納得の出来です。

こちらは防水コーキングを施工しました。

押え漆喰が効いている箇所は
痛みが進まないように
防水コーキングで浸水を止めます。
瓦のヒビ部分にも
コーキングを入れて押えます。
ヒビがあると
冬に水が入り
凍結を繰り返す事で
瓦を割ってします事が
あるからです。

このモリっと感が抑え漆喰の大事な部分。

同じ屋根工事とは言え
瓦屋さんと
左官さんでは押え漆喰に
対する作業量は
三倍程度違うと思っています。
やっぱり左官さんは
丁寧です。

今回お仕事をさせていただいた
中岳町の現場では
天然染物を営んでいる
染め屋さんでした。
お洋服や珍しいグッズも
沢山ありましたので
是非多くの人に知って貰いたいです。

今回の工事をしたお店はこちらです↓
ISTIST | Facebook

屋根瓦の補修工事です。

梅雨の晴れ間に屋根工事日和。
屋根工事は曇り空が助かります(熱いので)
どうも岩﨑です。

鬼瓦部分やその他、漆喰押えが崩れています、
鬼瓦部分やその他、漆喰押えが崩れています、
押え漆喰も長い年月でボロボロです
押え漆喰も長い年月でボロボロです。

屋根の押え漆喰がボロボロになってるので
既存の古い漆喰を外して
新しい押え漆喰を施工します。

屋根用漆喰に砂とセメントを足します。
屋根用漆喰に砂とセメントを足します。

施工した屋根用練り漆喰はこちらです↓
Amazon | 屋根瓦・屋根用ねりしっくい(漆喰)白(ホワイト)(油入り)20kg 屋根のしっくい工事(屋根のしっくい・面戸・カノコ止め)に | 珪藻土・漆喰

既製品の練り漆喰にさらに砂とセメントを足し
水で粘度を調整しながら攪拌します。

さらにセメント追加して攪拌
さらにセメント追加して攪拌

漆喰はセメントを入れなくても
自然に固まりますが
セメントが入っている方が
乾燥や強度がでるので
こちらの方法が都合がいいのです。

さて、下で漆喰を作っている間に
屋根に上り、古い漆喰を全て外しておきます。
外した後には接着剤を塗るのを忘れずに。

漆喰の施工方法は
何回かに分けて
塗厚を取っていく施工です。

一回目の漆喰下地施工
一回目の漆喰下地施工

一回目の漆喰はあくまで下地の意味ですので
外観が少々あらくても問題ありません。
少し乾きつつあるタイミングで
二回目の漆喰を塗ります。

漆喰やセメントは素手で触ると手が荒れます
漆喰やセメントは素手で触ると手が荒れます

この漆喰は鏝(こて)を使って
施工します。

屋根のこてはこれが使いやすい!
鶴首こて
こんなこてになります↓
鶴首鏝 首長 カネミツ 鏝その他 【通販モノタロウ】 43404500~ (monotaro.com)

普通のこては屋根の上では使いにくいです。

マルマルっとこんもり綺麗になってきました
マルマルっとこんもり綺麗になってきました
もりもりしてとても強そうです。
もりもりしてとても強そうです。

いい感じにもりっとできました。
漆喰はこのもりっと感が大事だと思います。
押え漆喰が古くなると
台風や強風で瓦が落ちたり飛んだりしますので
早め早めに修繕しておくとよいです。
ぜひお問い合わせください~。