収納を考える

どうも 岩崎です。

 

収納を考えてみました。

呼び方はさまざまです(クローゼット・押入れ・納戸・収納子・棚・)

が、「何の為の収納たるべきか?」 が近年住宅を考える人は

以外に少ないと思いまして、進言してみます。

 

「あなたは収納を物で埋めていませんか?」

 

 

いや、間違いではないですよ、それが目的で作るのだから

それでいいのです。

 

問題は「埋めていませんか?」の部分です。

 

もっと砕けた言い方ですと、収納に隙間を作るのを 「無駄」と認識していませんか?

本棚で例を挙げますと、いらない本や捨てるべき本、読まない本で

「本来なら空きの出来るスペースを埋めて充実した本棚を演出していませんか?」

って事です、ちょっと分かりにくいですね  すいません。

 

主婦で言うと冷蔵庫にスペースを取れない性分の人・・・

冷凍庫を収納率120パーセントまで入れちゃう人・・・・・・

収納をフルに使う気持ちはなんとなく分かりますが

それではいざ、何かしらを収納するときに物が入らない自体がよくあります。

「我が家は収納がすくないから・・・」

確かにそのような家もありますが、そんな住宅は稀で実際には

ほとんどの住宅が、本来持っている「収納力」を生かしきれていません。

収納は一年以内に使用するものを入れる場所と思ってください。

 

それ以外のものは捨てるか、物置にしまってください。

それらの物は収納に入れるべきものではないです。

 

思い出の品や捨てなれない物を入れる場所は「物置」にしまい

日常的に使用するものを収納に入れると良いでしょう。

 

 

余談ですが人は隙間を埋めがちです、心の隙間もですが・・・。

収納や棚、何かしらのスペースを物で埋めると「充実した部屋感」を

演出できるのは確かです。

しかしその空きを埋める心理が本来の収納力を奪ってしまい

「収納が足りない家」を作り出しているとしたらどうでしょうか?

 

足ることを知る

 

収納がたりないのは本当に部屋のせいなのか、あなたのせいなのか?

 

一度考えてみるものよいのではないでしょうか?