子供の自主性を止める親たち

昨晩にOBのお客様から頂いた桃を食べました。

ちょうどよく熟していて非常においしかったです。

あと、この時期はスイカもおいしいですね~ もっと食べたい。

 

どうも 岩崎です。

 

娘のイロハは近頃、パズルにはまっています。

プリキュアのパズルとクレヨンしんちゃん・アンパンマン等のパズルです。

最初の時はあまり興味も無く呆然としていたイロハですが

今では保育園が終わるとパズルを引っ張り出してきて

「ねえねえ お父さんも一緒にパズルしよう」と誘ってくるので

一緒にパズルで遊びます。

普通にパズルをさせるとすくに出来上がってしまうので

パズルを横にしたり逆さまにしたりと難易度を上げて一緒に遊びます。

 

岩崎家の場合、イロハが何か新しい事に興味を感じたら

とりあえずさせるようにします。

皿洗いもするし、配膳の手伝いもします。

刃物を使っての遊びもしますし洗濯物も畳みます。

イロハ現在三歳と4ヶ月ですがいろいろと興味を持ち始め

毎日えがおで過ごしています。

 

しかしこの手伝いにしても初めは(いまでも)見ていてはらはらしますが

イロハが飽きるまで付き合うようにしています。

親の都合で言うと、はっきり言って家事の邪魔なのでせっかく興味を

持ち始めたとしても・・・・

 

「邪魔だからあっちにいって」

「もういいから、返って面倒になる」

「危ないからあっち行きなさい」

 

確かに危ないのは危ないです。

僕ら親たちは経験則により「何が危険でどんな事が予想されるかが分かります」

仮に台所だとすると

油物を扱っているときは高温の油が跳ねて火傷するかもしれない

手元の包丁が滑って怪我をするかもしれない

お皿が落ちて割れるかもしれない

 

僕らにはこういった自体が予測されるので、台所には子供は近づくなと言う。

 

でも子供から見たら台所で調理をしている親に甘えたいのかもしれないし

子供なりに何かを手伝いたいのかもしれない

それゆえに近づけど 「危ないからどきなさい」 と言われる。

しかし子供には何が危ないのか理解できない。

体験し経験することで理解できるものを学ぶには三歳では早い?果たしてそうなのか?

大人でも油物を調理するのは危ないし

包丁だってずっと危ない、では何故にそのように危ない物を使っても怪我をしないのか。

 

それは危ない事と知っているからこそ、怪我をしない

 

だったら子供にも教えてあげなきゃ分からない。

子供が包丁に興味を持ったら親の監督下でくず野菜でも切らせりゃいい。

手伝いをしたがって居るのなら割れにくいプラスチックの食器でも洗わせるといい。

これらの事は生活の中において実に面倒である。

面倒なのはわかる、はっきり言って一人でやったほうがさばけるだろうし

どうせ教えても判らないだろうと勝手に思い込んでいるかもしれませんが

 

「今教えなくて何時なら教えるの?」

 

例えば小さな子供がおにぎりを握ってみたいと言ったならば

体中ご飯粒だらけになるし、洗濯物や掃除が増えるのは容易に想像がつくので

「今はまだいいよ、まだ早い。」とつい口に出すかもしれない。

 

じゃあ 何時ならいいの?

 

小さい子供はまるでからからに乾いたスポンジのように色んな事を

「良くも悪くも吸収していきます」

汚い言葉に触れれば汚い言葉を覚え

駄々をこねると要求が通ることも知っています。

 

子供の興味や自主性を伸ばしたい親ならば

まずは行動させてみてはどうですか?

子供だから危ないと思うのであれば付き添う形であればいいのではないでしょうか。

 

「家事の合間にそんな暇はない!」 と言うのであれば家事以外の時間でも

使えばよいのではないですか?

何も台所に立っている時だけが包丁や粗い物をするわけでもありませんし

子供に教える為だけに時間を作ってあげるものいいじゃないですか。

 

危ない事は危ない事と教え、それでも興味をもたせることで

子供の理解のスピードも上がっていくものだと思っています。

 

何しろ興味と自主性はお金では買えませんからね、つぶすにはもったいない。