ワークライフバランス 豊かに生きるために  その2

どうも 岩崎です。

続き・・・

昭和から変革し続けた社会構造の中で

人々が気づかずに変わっていったものもあった。

それが「家族のあり方」

我々が知っている家族像と現在の社会はあまりにも乖離しすぎていて

そのしわ寄せが「家族」に来ていることに明確に気付いている人が

どのくらいいるだろうか?

従来通りの家族像であれば

父親が社会で稼いだお金を家に持って帰り

母親が子育て育児全般の責任者となり家族の身の世話をし

子供はそれを見て成長する。

以前であればこれでも回っていたのであるが

現在では様々な不調をきたす人が多く

はっきり言って機能不全である、危機的な状況に

まだ気付かない人も多い。

社会のシステムは会社の業務内容とは違い

急激な変化ではない・・・少しずつ長い時間をかけて

変化するので気付かないままに

次のステージに以降している事に中々気付きにくい場合が多い。

テレビ番組である「聞いて見たい授業?」で見かけたことがありますが

30秒ほど時間をかけて風景が変わって行くのに

中々気付いていけない人が多いのに皆さんも一度は驚いた事が

あるのではないでしょうか?

しかもこれは「皆さん、今から変わりますよ~注意してみてくださいね。」

と、前置きしているにも関わらず・・・・変化には中々気付けないものである。

さて、社会に戻ってみよう。

社会や会社や趣味や興味は

新しい情報がある程度テレビやインターネットを通じて

若しくは雑誌や書籍を通じて発信されていますよね?

例えば・・・
A君 「まだまだ不景気は改善されそうにないなー

B君 「だな、不正規雇用も多いし

A君 「ワークシェアも一杯一杯だけどなあ

B君 「子供の教育費もバカにならんしなあ

A君 「部長のマーケティングが悪いから売上が減るんじゃないかな?

B君 「部長は顧客ニーズがわかってないからねえ

と、このような会話があるとします。

ほとんどの単語が近年に活用される割合の多い言葉が増えて

いますね、インターネットやテレビのお陰で情報が広く

拡散されている成果です。

では・・

これを家庭に置き換えてみましょう。

普通の会話を想定してください。

夫「今期はボーナスカットみたいだ

妻「本当?あたしの所もよ

夫「で、今日の晩御飯は?

妻「時間がなかったからレトルトと惣菜よ

夫・子供「・・・・・・

妻「何か?

夫「別に・・ああ明日は早出だから6時には弁当頼むよ

妻「・・・・

夫「それと明日は先方のお偉いさんに会うからアイロンかけてて

妻「・・・・・・

夫「下の子うんこしてるからおむつ交換した方がいいよ

妻「・・・・・

以前の育児はママの仕事状態ですよね、この例えは。

以前と変わっているのは女性の社会進出と

社会全体の労働賃金の低下・・・・

それなのに家族像は以前と同じ凝り固まったままの家族。

続く。