寄り道夫婦道(なぜうまくいかないんか?)

どうも、岩﨑です。

工務店をやっていると様々な家族の話や

家庭の在り方を垣間見れます。

その中で、まあ家を建てよう!と

いう段階まで来ていれば大体解決している

問題でも、新婚当初は夫婦の相違がなかなか

苦しい時間がくる場合もありますよね?ない?

ないならいいですね。

まあ、あるんですよこれが。

ちょっと間違えると離婚まで発展しますので

なぜにここまでに夫婦の話がうまく進まないか

一例をあげてちょっと話してみます。

大体において夫婦の話がこじれるのは

「お金」 「仕事」 「プライベート」 「子育て」 「家庭」

なんですが、これ以外も沢山あります。

大枠でこれくらい

小遣い制でケンカなんかもよく聞く話です。

しかし、今はそこを論じる気ではありません。

私が論じるのは「お互いの家庭像の相違」です。

例えば

あなたの普通は他人には普通でない と言う標語(あったっけ?)

これ、まさにこれ!って感じ

うちではご飯をお父さんついでくれます

うちでは掃除機は子供の仕事です

うちではお金の計算はお母さんがします

うちでは買い物はお父さんの仕事です

と、言った感じで各家庭で役割も目的も違うはず

夫婦でいえば、お互い育ってきた家庭をモデルとして

成長していますので、夫婦の在り方や家庭の在り方

子育ての在り方までが自分が育ってきた家庭を「正」

として残っているはずです。

その相違が夫婦の話のちぐはぐさに出たり

腑に落ちない行動の答えになるのですが

腑に落とすためにはある程度昔からの

家庭と地域の在り方を知る必要があります。

短く申しますと現代に生きる我々ですが

メディアや情報を通じての「家庭像」を一方的に

流し続けられることにより、ある種の押しつけがましい

ほどに家族像の刷り込みが行われています。

そのために本来は「現代家族」でいなければならない

家族関係が、実は一昔前の「近代家族」で止まっています。

それよりもっと前には「伝統家族」があり、古き良き日本の

家族制度を支えていてきました。

「近代家族」は高度成長期をモデルとした家庭像で

現在の女性推進や子育て参画の現代では機能しない部分が多く

その古い家庭像と現代の生活がかみ合っていない事に対して

夫婦の相違が発生しているのです。

よって、現代家族を知ることで自分たちが疑問に

思っていることや、腑に落ちない箇所を知り

それによって「お互いを知る」となれば

より良い夫婦・家族を築けると思います。

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