ポンのスペースの活用

ポンのスペースと言う場所がある。

住宅設計ではキッチン部に
何か一つ物を置けるスペースを
ポンのスペースと言う。
このポンのスペースは
非常に便利で
何かを手軽におけるなんでもスペースなのである。

鍋をポン
野菜をポン
調味料をポン
ポンポンポン

キッチンでは人は常に何かを持っていて
手早い処理にはポンが不可欠でなのです。

人によっては
レンジの上や扉を倒して
そこにポンのスペースをつくることもあります。

最近は物販や飲食のお仕事を受ける事も
多いので商品の構造をなんだか考えてしまう。

商品構造には
厳密にはいっぱい(適当)あるんだけど
そこは触れずに
売り物を増やす事を最大の目的に
考えてみる。

冒頭のポンのスペースを
現在のお店作りに反映すると
レジ台前のその他グッズ関係に分類される。

言わば「ついで買い」の
様なもの。

おお、この文章書いて思い出した。

僕はよくコンビニで
珈琲を購入するのだけど
そんなにお腹減ってないし
なんならダイエットを意識してる。

なのに、ついレジ横の揚げ物を
購入してしまう事がある。

揚げ物、おいしいのは分かってる

うん、旨そうだ、と頭で思う。

でも、お腹すいている訳じゃない

カロリーの事も考えてしまう

ダイエットには必要ないものだ。

と、ここまでわかっている、分かっている
頭で考えているのに
慌て気味で「揚げ物一つ」と

発言してしまう事がある。

ああ、買ってしまった。(軽い後悔)

これはかなり強力なベネフィットが
働いていると思う。

思考を押しのけるベネフィット

こんな強力なベネフィットを
個人店に編入するのは
難しそうだけど
レジ前
レジ横
レジ待ち

この待ち時間に
ポンのスペースを活用し
つい買ってしまう行動喚起
を呼び起こす。

お菓子でもいいし
エコバックでもいい
マグカップでもいい
飲み物でもいい。

とにかく売るための算段が
多くの個人店には必要です。

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