今日は加勢(他の会社への応援)に出向きました。
屋根換えだったんですけど長屋でした。
長屋ってのは住居がワンピースみたく繋がってる住居の事を
そう呼ぶそうです、横に長いから長屋、なるほど。
携帯カメラでの撮影にて画像荒し。
長屋の仕事は初体験だったので、同じ家かと思うと
権利の問題なのかなんなのか分かりませんが
他所の屋根(工事区間)以外の屋根には乗らないでくれ。
と 言われました、そういう物なんですねえ。
築100年ぐらいの家ですけど粘土瓦はとても良い感じに
色焼けしていて屋根換えするのが個人的にはもったいないです。
現状の屋根も素人がおかしく仕事したみたくなっていて
住まい手は「雨が漏ってしょうがない」 と困ってる模様。
ボケ素人がろくな仕事せんから結局、屋根換えしなきゃ
いけなくなってしまったわけなんですね。
こん仕事した奴はつき指しろ!
ま、この手の家になりますと大抵下地は12ミリぐらいの野地板
(瓦を受ける為の板)の間に竹を組み込んでいる様な仕組みが
一般的ではないでしょうか・・・・ってのが常道なんですけど
ここの家は全部竹。
ほほほほ、面白い。
色々な仕事に出くわすわい(笑い)。
今この仕事をしてって言われても金かかりすぎて
客の方が断るね。
だから 古いものは残さんといけんのに
アホがろくな仕事せんから全部交換になるんよ。
職人として、許せんわい。
嫌味ではなく。
あばら家ほど似合う名月かな。