台風時に雨漏りがする

といった相談を受け現地調査に入りました。

今年は雨漏り案件多くて、本当にげんなりです。
雨漏れしている箇所の直上あたりの瓦を剥いで
下地の調査をしますが、下地の痛みはなく
状態もそこまで悪くない。

ですが、原理原則に従って
下地の交換を提案しました、決して安くはないけれど
塗装工事でどうにかなりませんか?と
相談を受けましたが、塗装では止められないので
丁寧に無理ですと進言いたしました。

どうせなら、下地交換に合わせて
屋根の塗装工事も検討したいとの要望がありましたが
協力業者さんに現地写真を見せると
この瓦の状態では塗装不可との判断で
工事を請け負う事はありませんでした。

スカンジナビア瓦は最初の塗り替え時に
塗料のチョイスを間違えると剥離が起き
何度塗り替えても剥離するので、基本施工が
出来ません。
と言うか、必ずクレームに発展するので
ご注意した方がいいです。

そして、下地交換後の台風では
雨漏りもなく、施工時には下地に穴を発見できたので
原因も分かり安堵いたしました。

答えが見えなくても原理原則に従い施工することで雨漏りを止めることが出来ました。