佐世保家読講演会(うちどく)

始まりは二年前にさかのぼる
「家読の推進事業でお話してみませんか?」
家読(うちどく)自体は4年前に引き受けた
県読書推進委員の時にどのような読書の形が
あるのかを勉強している中で知った単語であった。

長い二年間であった

しかし、それとこれとでも
どうして私に声がかかるのかが分からなかった。
なんで私なんですか?
「絵本の読み聞かせをしている団体があると聞いて・・」
「大村市の友人からおもしろい団体があると聞いて・・」
話を聞くと共通の知り合いがいて
何かしらの話を成立させる必要がある。
それが私で成立するかどうかは分からないが
スレッタ・マーキュリーは言った。
お母さんが言ってました。逃げたら一つ、進めば二つ、手に入るって

よし、引き受けよう、どうも岩﨑です。

しかし想像以上にお腹が痛くなった。
読書推進の話なんて自身で聞いた事ないし
誰目線で話を作るのかどんな組立をしていくのか・・
そもそも組み立てるべく為のパーツすらない。
お腹痛い
現場で働く身、疲れた体、見積もり等事務作業も大盛(ましましで)。
お腹痛い

自宅に帰ると問題児と問題児がゲームの取り合いしている、大声出す。
お腹痛い
お腹痛い案件だらけで発狂しそうだ。
しまった、こんな状況の私が引き受けていい案件では
なかったのは冷静に考えれば簡単に気づくはずだ。
どうしてこうなった。
あれだ、あの女性のせいだ。
「お話聞きたいです。」
女性のお願いにはめっぽう弱い、引き受けざるを得ない。
自身の女性への甘さが招いた案件だ、しかるべく意味で
お腹痛いのは自身のせいだ。

勝手に悔やみ悩みながらでも期日は間違いなく
やってくる。 やっぱりお腹痛い。

ともかく骨格だけは決めよう。
と考えぬいて読書の為のアプローチ法を
骨格として肉付けしていこうと決めた。
決めた
決めたはずなのに
お腹痛い。
多分迷いがある、迷っているから自信がない
お腹いたい。

しかし、そんな中でもまとめ上げ
期日数週間前になり
「コロナの影響で延期っす」
と担当の男性から告げられる←(男性だよ)

心の中で叫んだ(やったー)

やったーじゃなかった
来年度お願いします、と告げられ
お腹痛い期間が二年目に突入した。

(人気があれば続きます)