湾岸を歩く男。 

しとしとと雨の降る今日は、東そのぎまで手摺工事、その後嬉野にて打ち合わせ。

雨の日は大体にして、徒歩通勤。

私のマウンテンバイクには泥除けが付いてないので、雨の日は乗れない。

しかしそんなに不便にも思わない・・・・・・・岩崎です。

 

嬉野の打ち合わせの帰りに車の再生プレイヤーがいきなり息絶えてしまい

ボタン連射するも、バシバシと叩いてみてもうんともすんとも言わなくなった。

「お陰で車のバッテリーが長持ちするわい!」 と一人悪態をつき

大村湾沿いをブリブリ怒りながらひた走っているとこの道にまつわる思い出を

思い出していた・・・・。 

 

アレは確か10年程前だろうか・・・

友人宅でKBCでやっている「ドーモ」と言う番組を見ていた時のことだった。

この番組の突発的企画物でKBCの本社から関門海峡までの道のりを歩いていく、と

言うだけの、ただただ歩いていくだけの企画だったのだが、当時の私にはなにか

響いたのだろう。

 

 

私も歩こう!! 

 

何故そう思ったのかは当時の私に聞かなければ確認はできないが

今の私なら、さげすんだ目付きできっとこう言うだろう。 

 

 

 

 

 

「一人で歩けや。」 

 

そうなのである、私はこの番組を友人宅で見ていて

勿論一人でなど歩きたくないから、友人を誘ったのは容易に想像付く事だろう。

私が友人なら絶対に付き合わない、と言うか よく付き合って歩いてくれたものだねK君。

 

翌日の夜9時に出発し目的地は関門海峡では危険を感じるほど遠距離なので

近場と感じれたハウステンボスを目指す事にしたのだが

 

ハウステンボス自体がまったくの近場ではなく

今にして思えば 何故にハウステンボスなのかも分からない。

 

ひたひたと湾岸沿いを男二人で歩いていると

まったく変わりもしない景色に嫌気がさし松原~東彼杵間は地獄だった。

また東彼杵も少し歩くとまた湾岸沿いになり また地獄だ。

「こんなウォーキングはつまらん!」と友人と合致し

途中コンビニにてビールを買い飲むと、歩くのがもっと辛くなった・・・・・。

歩くのが辛いからまたビールを飲み また辛くなり

また飲み また辛くなり・・・・・・・・

 

 

 

 

今にして思えばノリピーってこんな感じだったのかしら・・・・・・。

 

不定期に続く。