すまいろん と言う書籍に少しだけ出ました。

長崎市内で以前工事を請け負った際
かなり面白い試みの工事でしたので
すごく印象に残っています。
すると、施主さまが当店の話を
誌上でちょっと書いてくれました。

嬉しい岩﨑です。

すまいろんは一般財団法人
住総研から発行している雑誌です。
今回は特集で「郊外暮らしの再発明」
のコーナーで当店で施工した
お住いの使い方の話を施主様が
寄稿されました。

寄稿して頂いた施主様は
(自然と暮らしの学校)片山健太さん
(題)坂の上のこどものたまり場

話は割愛しますが
長崎市内には子供達だけで
遊べる場所が少なく
学校の成績だけで評価された
子どもが自信を無くし
自虐的に自分を評価している
子どもの少なくないようで・・
しかし実際には子供たちは
多くの事を知っていて
スポーツが上手い
歌がすごく上手
アニメが詳しくて全部知っているたり
校則破って居酒屋でバイトしてる
けれど接客がすごくうまいとか
それぞれの持ち味を生きる
場所はないものかと
ずっと探しましたが
中々見つかりませんでした。
無いなら自分たちで作ろうと
夫婦で決めました。と
はじめは自分の心のもやもやに
対して「こんな世の中は
息苦しいよ」と
表現していたことが
結果的に場作りになって
いったんだと思います。 (談)

岩﨑自身も片山さんと出会って
子どもの事や地域の事
物資的、人的、金銭的支援が
巡り巡って地域の魅力に
繋がっていって
自分の望む社会って
本当に作れるんだなと
実際に見てきました、すごい経験だと
思います。

自然と暮らしの学校「てつなぐ」は
こちらです↓
自然と暮らしの学校てつなぐ (tetsunagu.com)

FBの方が動きが見えやすいので
そちらもリンクを貼ります。
自然と暮らしの学校『てつなぐ』 | Facebook

長崎市 築80年 自然素材でリフォーム

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どうも岩崎です。

ようやく、完成しました。
約二ヶ月の工事期間でしたが
施主様のお陰で大変素晴らしい経験を
得ることが出来ました。
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原爆を乗り越えた築80年のお住いを
物を大切に扱う施主様のご希望を
極限までお聞きし
ほぼ100%本物の素材のみで
お仕事を進めることが出来ました。
腐った柱を五箇所ジャッキアップし
崩れ落ちた壁を再建し
狂いまくった水平垂直を
極力戻す事に注力した現場でした。
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今ある大切な物を極力使用し
古いの一言で処分することなく
どうやって素材を
生かせるかを考えた日々。
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動線はかなり変わりましたが
風が通り光が北側まで延びる
間取りに変わりました。
壁は部屋が明るくなるように
白漆喰をセレクトしました。
調湿効果や静電気対策にもなり
良い素材です。
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それでもやはり
物には寿命もあるもので
天命を全うしたものには
次の役割をバトンタッチさせねば
ならない事もあります。
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浴槽のサイズは変わりませんが
品の良いタカラスタンダードの
カラーステンレス浴槽です。
そしてタイルには何故か
和室の床下から出てきた天草石を
左官さんに新しく加工してもらい
見事な仕上がりにして
頂きました。IMG_0230.jpg

一度仮にカットし・・・
並べ微調整を施し
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そして又カットを繰り返し
美しい並びに揃えるのです。

そしてここの現場は
子供達も参画し一緒に
工事を体験しました。

長崎から大村まで車で移動し
大村の山奥で泥壁の泥を
袋詰めする作業から
子供達と行ないました。
わいわいと。

そしてみんなで泥壁を塗る
体験を施主様と一緒に
作業しました。

これが一番楽しかったかな~。
小島小学校の生徒さんたちと
楽しく作業が出来た経験は
岩崎の中で一生忘れない
経験になるでしょう。IMG_0192.jpg