諏訪町に今度できるアパートメントの測量をしてきました。
設計士や土木の社長やらが賑やかに会話しております。
測量ってのは土地の高低差や敷地面積等を調べる時にやります。
法律に基づいて建築面積の寸法をだして
それを元に建物の基礎工事にはいる訳ですよ。
なんだが最近は基準が厳しくなってきているので
基礎工事が完成しているのに 「実は基礎強度が足りないみたいです。」
って今頃言うなよ って感じで工事がストップする所も
あるようですが、これは施工が悪い訳ではなく
検査機関が見落としているわけですからたまりません。
何故なら工事の申請を出して3回にわたる検査を受けて
「工事許可」 を出すのは検査機関なんですから。
検査を通っているのに工事が始まってから言われたら
そりゃ 施工班は内心穏やかで済ませるわけありません。
しかも何故3回も検査をするのか・・・・・。
耐震偽装のマンション事件の時でもありましたが
あまりに多くの機関が入ってしまうと責任の所在が曖昧になってきます。
1回目の検査機関は「一般的な見解では問題なかった。」
2回目の機関は「1回目の検査の書類に目を通したが目立った問題は
なかった。」
3回目は「我々は民間ですので審査をそのまま流すのが通例だった。」
だ~れも 責任の所在をあきらかにしない。
と 言うよりも責任の所在をわからなくしたいから多くの機関を
参加させているのかもしれませんし。
大体こんな人間に限って 他の人間の責任追及は厳しいんだ。
検査機関は責任の所在を明らかにせよ!
そうやって工事が止まり 資金が動かなくなって潰れる会社って
沢山あるんだ、その責任だけは間違いなく検査機関にある。
もっと素早く慎重に仕事をやってもらいたいものです。