お店のPOP

商業としてのPOP表示について。

近頃あらゆるお店に行くたびに
商品構成、配置、照明、POP 陳列に
視点が行きます。
最近は配置も大事だけど
値札の表示の仕方で
目線が動く事に気が付きました。
立体的なプライス表は
お得な感じの演出にとてもいいですね。
表示サイズもとっても大事です。

なので目玉になる安い商品って
やっぱり大事ですね。

包材

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包材に関する良い記事が見当たらなかったので
「包材・容器」に関しての話を記します。

そんな私は、飲食も物販の経験もない素人です

人は見た目が9割と申しますが
全ての商品が
人の手を離れた瞬間から
商品の見た目が5割以上で評価を受けます。

5割ってのは感覚です。

お店の背景や商品の背景も当然必要ですが
物は物でしかなく
それをいかにカッコよく、上品に、清潔に
可愛く、優しく、便利に見せるのは
やっぱり「見た目」です。

珈琲を見てください。

珈琲はややこげ茶色のお湯です。

これをマイセンの器に入れるのか

紙コップに入れるのか

それだけで珈琲の印象は変わります。

値段も変わります。

中身と味は一緒でもです。

包材や容器は「清潔、安全」が
目的でしょうけど
他にも包材や容器には
ブランドの価値を高めると言った
要素があります。

ちょっと美味しいパンだけど
白い箱に詰めて販売すると500円販売

ちょっと美味しいパンだけど
オリジナルな包材、ブランドイメージを
繁栄させたデザインパッケージ
ちょっと高級そうな箱だと1200円で販売

みなさんの周りを見返してください。

安い商品は安い包材で安い価値しか与えていません

ルイヴィトンや他の言わば
高級なお値段の張るお店は
どんな商品を購入しても
安い包材には包まないです。

何故か、物の価値が落ちるからです。

洋物ブランドで説明できたので
購入の過程を想像してみましょう。

あなたがヴィトンのバックを購入するとします。

金額が同じなら

ネットで注文→段ボールで届くヴィトンのバック

ショップ→高級そうな包材に包まれてあなたの元へ。

同じ商品ですが
どちらがより幸せな感情を抱きますか?

包材・容器に金を掛けないのは
これから先も
安い価値で勝負しますと宣言している物です。

それでも大手なら
なんとか商売が成り立つでしょうが
個人商店で
安さを売りにするのは危ない時代です。

開けるまでの喜びを作るのは
包材
美味しさの構成である見た目の一部を担う容器

すっごい大事だと思いませんか?

そんな私は飲食も物販もしたことない素人です。

ポンのスペースの活用

ポンのスペースと言う場所がある。

住宅設計ではキッチン部に
何か一つ物を置けるスペースを
ポンのスペースと言う。
このポンのスペースは
非常に便利で
何かを手軽におけるなんでもスペースなのである。

鍋をポン
野菜をポン
調味料をポン
ポンポンポン

キッチンでは人は常に何かを持っていて
手早い処理にはポンが不可欠でなのです。

人によっては
レンジの上や扉を倒して
そこにポンのスペースをつくることもあります。

最近は物販や飲食のお仕事を受ける事も
多いので商品の構造をなんだか考えてしまう。

商品構造には
厳密にはいっぱい(適当)あるんだけど
そこは触れずに
売り物を増やす事を最大の目的に
考えてみる。

冒頭のポンのスペースを
現在のお店作りに反映すると
レジ台前のその他グッズ関係に分類される。

言わば「ついで買い」の
様なもの。

おお、この文章書いて思い出した。

僕はよくコンビニで
珈琲を購入するのだけど
そんなにお腹減ってないし
なんならダイエットを意識してる。

なのに、ついレジ横の揚げ物を
購入してしまう事がある。

揚げ物、おいしいのは分かってる

うん、旨そうだ、と頭で思う。

でも、お腹すいている訳じゃない

カロリーの事も考えてしまう

ダイエットには必要ないものだ。

と、ここまでわかっている、分かっている
頭で考えているのに
慌て気味で「揚げ物一つ」と

発言してしまう事がある。

ああ、買ってしまった。(軽い後悔)

これはかなり強力なベネフィットが
働いていると思う。

思考を押しのけるベネフィット

こんな強力なベネフィットを
個人店に編入するのは
難しそうだけど
レジ前
レジ横
レジ待ち

この待ち時間に
ポンのスペースを活用し
つい買ってしまう行動喚起
を呼び起こす。

お菓子でもいいし
エコバックでもいい
マグカップでもいい
飲み物でもいい。

とにかく売るための算段が
多くの個人店には必要です。

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