今年のGW、長い人だと10連休もとれるようですね。
10連もあれば、あちこちいける・・・・岩崎です。
おそらく近場をうろうろするGWになりそうです。
明けからのお仕事の段取りや事務整理をこつこつやります。
さて、皆さん大好き唐辛子ですが(本当か?)
唐辛子の進化について少しお話できればと思います。
連休初日に図書館で本を借りて読んだもので
さっそく披露したくなったのです。
南アメリカ(ボリビアらへん)原産の唐辛子。
この生存戦略は実に奇妙でして植物自身を
辛みのあるカプサイシンで包み込むことで
自身を守ることを選びました。
しかし、植物は種を鳥に食べてもらうことで
遠くまで種子を運び多くの地域に分布する
生き残り戦略を選びました、その内容は
その他の地上生物では自身の捕食される際
種まですりつぶされ上手く種が広がらないことに
上手く分布を広げることができませんでしたが
カプサイシンをまとう事で地上生物は辛みを嫌い
捕食をあきらめました。
そして、鳥はカプサイシンの辛みを感じる器官が無いので
唐辛子を食べることができます。
そして鳥には歯がないので種をすりつぶされる心配もなく
遠くまで種子を運んでくれる戦略はハマりました。
しかし、ここで思わぬ幸運が転がり込みます。
人間たちはこの辛みを趣向品として好み
勝手に栽培を始めてくれ、さらに品種まで増えました。
こうやって唐辛子は世界中で栽培されるようになり
生存戦略として幸運な道筋をたどったのであります。
為になりましたかね?