こんちくしょう 熱いぜよ。
こんばんわ。
こんな時間にブログ更新ですけど
暇とかじゃないですからね。
断熱材の話をしたくなってタイプしてる次第であります。
みなさん 断熱材をご存知ですか?
分かりやすく言うと 魚や肉を流通させるときに鮮度が落ちないように
発砲スチロールに氷等を詰めて低温貯蔵させる様な仕組みなんですけど
ようは、熱を逃がさない&熱を捕まえるって物が断熱材なんです。
高気密高断熱の家が冷暖房の効きが良いって言われるのは
そこに所以があります。
もっと分かりやすく言うと ダウンジャケット(水鳥の羽毛)って
冬に暖かいですよね。
あれは羽毛の繊維の中に沢山の空気層を持っていて
熱を捕まえやすい構造をしてるのが羽毛なんっすよ。
私の考えでは断熱材ってのは 熱を断つものではなく
熱を捕らえるものと考えているし
メーカーもそんな定義で沢山の空気層をもつ物ほど
断熱性能は良い! と思っているんですけど
夏の日に 朝からエアコンを入れる場合と
夏の日の夜にエアコンを入れるのでは 断然
朝の方が効きがいいですよね。
これは 気温と関係してくるのですが 地球の気温はどこの
場所であっても 夜明け前が一番気温が低いんです。
だから一番低い気温の空気を取り込んだ断熱材は余計な
熱損失をしなくてすむので 効きが良い。
逆に夕暮れ時ってのは日中の暑い熱をたっぷり含んでいる
時間帯でもあるんです。
屋根も壁も基礎も地面も庭も。
もちろん断熱材自体が 暖かい空気を保持してる訳なんです。
まあ 時間がたてば段々と涼しい環境にはなるんですが
二時間くらいエアコン入れて 涼しくなったと思い
電源を切ってみると みるみるうちに熱くなる部屋。
これは室内の断熱材自体が暖かい空気を保持しているからに
他ありません。
いろんな断熱方法もあるんですが
一般的な空気層を持つ断熱材のほかに
射熱といって熱を(暖かい冷たい関係なく)反射させる断熱方法
もあります。
現時点では なにがベストなのかは・・・・・・
私自身 模索中です。
理想をいえば庭環境でも空調は整えられますし
やはり構造的な空気層も必要だとおもいます。
屋根裏が深い(屋根の部分が高い)ってのも
関係してきますし、建築界でもこれがベスト! ってのは
胸はって言えないでしょう、未だ発展中だと思ってください。
とりあえず 住まいの室温というのは健康や心のバランスにも
大いに影響してくるところですので
自分なりにも考えてみる事が大切なのかもしれませんよ。
(答えが無いことは未来に繋がる事だと思う)