栗のフローリング

初めての栗の床材です。

お久しぶりなブログです。
休日には映画でも見に行きたいのですが
見たい映画が早朝からだったり
夜遅くだったりで一向に見れそうにもない。

エイリアンの新作・・・岩崎です。

もう、ブルーレイで見ます。

さて、実は栗のフローリングを貼るのは初めてで
少し緊張しています。
無垢材のフローリング全般に言えることですが
木材の収縮が季節ごとにあるので
それを見越した施工が当初から必要で
様々な現場を見てきた施工の最悪なパターンとして
「突き上げ」があります。

これは収縮のふくらみの際に
床が波打つ現象であって歩行に
違和感を覚えます。

これを最悪でも避けるために
フローリングを詰めて施工しない。

昔はよく名刺一枚の隙間をあえて作って
突き上げを回避していました。

栗の質感は不思議で気孔を感じるかのような
乾季を思わせる質感。

木目はざらりとし、複雑な木目
バーズアイ、モーフィング錯覚する見た目。

肌ざわりは暖かくすべらない。

とても良いフローリングでした。

台風10号一過

床断熱です。

久々の大型台風10号で、看板や物が倒れる被害が
あるようですが、皆様のお住まいや周りは無事だった
でしょうか?
台風はドキドキしますね、岩崎です。

下張りフロアの場合、下地に合板を使いますが
床鳴りや軋みを未然に防止するために
2.㎜程度のクリアランスを取るようにしています。

今回広葉樹の栗を初めてフローリングとして
施工してみましたが、さねはサクサクと入り
甘くもなく癖もひどくなく扱いやすい部類だと
感じました。

栗の特徴として、木目が面白い。

バーズアイ?だったかな
非常に複雑な木目がたまに出てくるので
じっと見てみるとお目目がふぉわんふぉわんします(語彙力)

そして今回初めてみたのが
無垢フローリング専用のスペーサー、、、
こんなんあったんやね。

昔から無垢材は収縮が強くでる場合があるので
夏と冬では張り方が違うと親方に教わって
いましがた、その際にはフロアに名刺一枚分の
隙間をつくる、と聞きましたが・・・。
施工していると一枚って結構大きくみえるんですよね。

ですが、たまに行くお宅で
ヒノキのフローリングが突き上げてるお住まい等を見ると
びっくりもしますしヒヤリともします。

そして私は思います。
突き上げだけはいかんな。
まだ空くほうが全然ええなと。

そして栗、素朴なのに
品がいい(上品)

こんな高級な床、次はるのは
何年ぶりになるかわからないけど
サクサク入るさねでお願いします。

旅先での海釣り

盆のなか、家族で数泊の旅行に出かけることにしました。

最近遠くに出かけることもなかったので
楽しみにしていましたが、その中でも
旅館から竿を借りて釣りをする予定が
ひそかな楽しみでした、岩崎です。

普段は、釣りしません。

釣りは甘くない。
普段から釣りをしない私でも
はん?そんなんで釣れるわけないでしょ?
と冷静にみている節がある。

一匹も釣れないことが普通にある
ことなので子どもたちには「釣れなくとも悲しむ
んじゃないよ?」と先もって伝えておくことにした。

子供らは「はいはいわかってる」と
軽口をたたくが本当にわかっているのだろうか・・。

そして旅館につき竿を借りる。
よくよく考えると最後の釣りは5年ほど前にしたきりで
竿の使い方すらあやふやだ・・。
旅館の人に使い方を聞いて
餌をもらい釣り場へと行く。

行く前に旅館の人に聞いてみた
「ぶっちゃけ、つれます?」

旅館の人
「まあ、ちょこちょこ釣れます。」

(そうかちょこちょこなら少しは期待していいかも)

歩いて三分の堤防からゴカイを餌にして
落とし釣り?スタート。

名もわからぬ小さな魚がちょこちょこ釣れる。

小さくともすごく嬉しい。

子供らも数匹は釣れたようで
釣果はてんぷらにしてもらい夜に頂いた。

釣り、いいじゃないか。

リフォームの話

某建設会社が経てて40年後に当店でリフォーム

梅雨に入ってからリフォーム現場が始まりました。
子供が夏休みに入り、エアコンの効いた室内で
ゲームをしている様子をみながら
そろそろ現場が終わりそうです。

忙しくてブログ書けませんでした、岩崎です。

和室を洋室に変えるのはなかなか骨が折れます。
床の間周りはたくさんの下地が絡んで簡単に解体できません
しかも壊すにも順番があるので、和室造作をしたことない
人だと解体に苦労するでしょう。

小工事もコツコツと入ってきて
脚立をもってあっちこっちいったり
梯子をは担いであっちこっちいったり
明日なにするんだっけ??とぼやーと
する瞬間もありますが元気です。

初めてのeースポーツ(観戦)

福岡方面に行くときはラーメンが楽しみな岩崎です。
今回も会場近くにラーメン屋さんがあったので
昼夜とラーメン頂いてきました。

さて、子供に付き添う形で参加するようになった
Eスポーツのパブリックビューイングですが
どのようなものなんでしょうか?

昔からあったのは格闘技の対戦ゲームで
対戦することがあったのですが
近年はオンラインで世界中の人とつながり
実に多くのeスポーツが誕生しています。

子供がプレイしているのは第五人格って名の
ゲームで内容は鬼ごっこのようなものです。

【5/3(金)開催】IdentityV第五人格 Call of the abyss Ⅶ パブリックビューイング | イベント | 西日本最大級のeスポーツ総合施設【esports Challenger’s Park】 (challepa.jp)

福岡は天神まで行って、ワンフロア全体で
eスポーツ会場で結構にぎわっていました。
パブリックビューイングってテレビで見たことあるのは
サッカーの大会や野球ですが
eスポーツの会場は静かにみている人が多く
良いプレイが出来たときは静かに拍手したり
ちいさなどよめきが起こる程度でした。

ですが、皆さん楽しそうに過ごしていましたよ。

私はちょっとよくわかりませんでした・・。

お茶の時の話

先日、とある小工事を市外で施工した際に
施主さまとお話した時のことです。

私よりかなり年上の施主さまの生まれは満州だと。
うちの親族にも大陸生まれの親戚が数名いるので
生まれた背景はなんとなくわかっている。
昭和初期、戦線を広げた日本はそれぞれの植民地に
自国民を開拓者として送り込み地域の発展
自国領土の保全のために多くの日本人が国を離れ
各地に移った。
うちの親戚らは技術者の祖父が各地を歩き回って
それぞれの地域で子を産み落とした為
大陸生まれの方が数名いるのです。

施主さまも当時、気象台にお勤めであった父が
満州で働いていた縁でこの地に生を受ける。
終戦まで10年間住みついた満州はとても懐かしく
食べ物もおいしかったとお話してくれました。

当時は食べ物もそんなに多くなかったが
家で育てていたかぼちゃやジャガイモなど
とても良くできてそれは好物だったと、そして
スイカやたばこを駅弁の立ち売りスタイルで
販売していたことも教えてくれた。

たばこの銘柄は思えていないが
10本か20本入りできちんと箱に入った形で
販売され、そういう子供たちが無数に広場にいて
たばこ客の争奪戦だったらしい。
おそらく今の時代のように穏やかに商売できている
ような空気ではなかっただろうと当時の心労を
想像するだけで苦労が伝わってきた。

たばこ売りでは年上や体が大きい売り子が
自分の客を強引に奪うため中々商売にならず
これではダメだと職を変え、今度はスイカ売りになった
この時10歳程度らしい、子供も働かないと
食べていけない時代であったのだろうと思うと
働く事と金の事、時間や教育のことを考えざるを得ない。

そういえば昔(約100年前)は無職は偉い人や
財産持ちの象徴だったらしい。
働かなくても食っていけるのは、確かに労働から
解放されている・・・。
いつからか勤労が素晴らしいものになったのか?
いや、、、素晴らしいかな?

スイカは丸々一個を売っていた訳でなく
切り身の状態で売っていて
ハエが寄ってくるのでそれを追い払うのが
仕事だと教えてくれた。
確かに数年前、タイランドに旅行した際
切り身の果物が売ってあるのを見たことある。
なるほど、ああいう感覚なのか、無論、露天である。

今考えると、炎天下の中、切り身のスイカなど
売れるのかと思ってしまうが当時はそこそこ売れていた。
なるほど、満州らしい。

気象台にお勤めの父さまは
たまにお客を家に呼ぶことがあり
その中に同じ気象台に務める後輩が
その日食事に来て泊まって帰った。

その人が藤原さんと言って
その後日本に帰り直木賞をとったと言われたので
自分の周りでは直木賞を取ったなど極力なワードが
出ることがないので(普通ない)
大変驚いた。

「知ってる?新田次郎?」

恥ずかしながら全く知らなかった。
その方と一緒に食事をし(80年ほど前)
同じ空間で睡眠をとった。
私が本が好きだと言ったら
いつか本を送るねと約束し
日本に帰ってくると本当に本が届いたこと。

終戦の日、満州をソ連軍が空爆し
多くの人と建物が破壊され
日本の軍人は庁舎に火をつけ
国民を守ることを放棄し
我先にと列車で逃げた。
満員になった列車に国民が乗ろうとすると
軍刀で脅かし、乗車させなかった。

そういえばソ連は終戦間際に
北方四島を条約違反を犯し
侵略したんだよな、満州でも同じことが
起こっていたことを知って
はやり、国と言う大きな単位では
戦争も国盗りゲームの一環で
リアルシムシティのようなものだ。
小事を気にしていては何もできない理屈の
下のほうの国民の生活では
何が起きようと、あまり大きな関心では
ないのだろうと悲しく思えた。

なので結びの言葉では
国を信用できないとおっしゃっていたのが
その方が得た教訓なのであろう。

そう思うと、人として隣人には
誠実であろうという気持ちになり
平和のため、落ち着き良く考えようと
話を締めくくった。

そして、私はその新田次郎とその息子の
藤原正彦に興味を持ち、今度図書館で
書籍を探してみようと思う。


GW

今年のGW、長い人だと10連休もとれるようですね。
10連もあれば、あちこちいける・・・・岩崎です。

おそらく近場をうろうろするGWになりそうです。
明けからのお仕事の段取りや事務整理をこつこつやります。

さて、皆さん大好き唐辛子ですが(本当か?)
唐辛子の進化について少しお話できればと思います。
連休初日に図書館で本を借りて読んだもので
さっそく披露したくなったのです。

南アメリカ(ボリビアらへん)原産の唐辛子。
この生存戦略は実に奇妙でして植物自身を
辛みのあるカプサイシンで包み込むことで
自身を守ることを選びました。
しかし、植物は種を鳥に食べてもらうことで
遠くまで種子を運び多くの地域に分布する
生き残り戦略を選びました、その内容は
その他の地上生物では自身の捕食される際
種まですりつぶされ上手く種が広がらないことに
上手く分布を広げることができませんでしたが
カプサイシンをまとう事で地上生物は辛みを嫌い
捕食をあきらめました。
そして、鳥はカプサイシンの辛みを感じる器官が無いので
唐辛子を食べることができます。
そして鳥には歯がないので種をすりつぶされる心配もなく
遠くまで種子を運んでくれる戦略はハマりました。

しかし、ここで思わぬ幸運が転がり込みます。
人間たちはこの辛みを趣向品として好み
勝手に栽培を始めてくれ、さらに品種まで増えました。
こうやって唐辛子は世界中で栽培されるようになり
生存戦略として幸運な道筋をたどったのであります。

為になりましたかね?

門扉のシート張替え

色褪せたフィルムシートを剥がす様子です。

お客様からこの時期になるとちまきを頂くことが多くあります。
小さいころからちまきにあこがれと同時に妙な
抵抗感もあるのを思い出しました。
小さいころはちまきに砂糖をつけて食べていた・・・。
それがきっと、苦手意識になっているのではないか?
みなさんはちまきをどのように食べますか? 岩崎です。

そのまま食べるのがおいしい気がします。

さて、ここ数十年アルミ製品はフィルムを貼って綺麗に
見える製品が多数多く世に出回っています。
よく見るのが、木風に見えるアルミ玄関ドア
オールドウッド風の門扉、細い木目のアルミフェンス等。

しかし、フィルムはあまりに日当たりがいいところに
設置してあると色褪せを起こします、仕方ないことですが。

今までなら製品ごと交換ということしかできなかったのですが
最近、シートだけを張り替えれるということを知って
ちょうどよいタイミングでお客様から「色褪せたので
何か綺麗にしてもらいたい」とお話を頂きましたので早速
シート張替えを提案しました。

既存の色褪せたシートを剥がし
ケレンをし
プライマを塗り
新しくシートを貼る・完成。

シート張り終わりますれば、新品にしか見えません・・・。

完成後、取っ手部分やもともとのアルミが露出している
箇所のダメージまでは変えられませんが
大部分の色味をしめるシートをかえるだけで
ほぼ、新品に見えます。
安いシートではありませんが、取り換えることを考えるなら
コスト的には激安です。

玄関やその他、シート張替えを検討の方は
ご連絡ください。

什器が入りました。

什器とは商品を陳列したりレジカウンターを兼ねている作業台のことです。

先日土曜日に雲仙市小浜で開催された
世にも不思議なネーミングの催し、その名も
「にぼしサミット」に子供と参加してきました。
全国煮干しサミット | 長崎県雲仙市 | Niboshi Summit | 長崎の煮干し (etari6.wixsite.com)

煮干しの勉強もさることながら
自身も一度このような催しに参加して非常に
為になったことがあったので遊びや勉強もかねて
参加してみることに。

フードは東京から出店なさった
「凪」や中華そば「ムタヒロ」を両方頂きました。
どちらも煮干し愛を感じるお味で大変おいしゅうございました。

で、初日のシンポジウムですが、内容が堅かった。
もっと面白い話が聞けるとおもっていたので
正直がっかりでした。

しかし、煮干しは大切なことがよく分かったので
沢山買って帰りましたよ。

毎日食べようと思います、岩崎です。

パン屋さんのお仕事も大詰め、内装関係も終わり
什器を設置し、照明を設置すると工事完了になります。
商品を上下に置く什器を設置するのは初めてでしたので
照明をどのくらい当てればよいものが少し悩みました。

今回は商品が美味しく見える効果のある
照明をつかいましたので、色味の多い商品だと
より美味しそうに感じてもらえると嬉しく思います。

壁紙が貼れて色味が増えます

壁紙もカラフルや模様の種類が増えました。

先日、子供と話題の映画オッペンハイマーを鑑賞してきました。
見る前はオッペンハイマーってなんだっけ?
昔聞いたことあるけど、物の名前?国の名前?地域の名前?
そんなこと考えていたらなんと人の名前だっとは・・・・岩崎です。

約三時間上映の映画なのでお尻が疲れました。

工事は仕上げ段階に入り、壁紙が貼られていきます。
貼り終えると一気に店舗感がでてきました。
昔に比べると壁紙の材質も変わり(石油由来)
施工も結構シビアになってきている気がします。
製品に粘りがない感じ。
この場合の粘りとは「追随性」です、建物は台風や地震などで
わずかに揺れるので、その揺れに追随できず壁紙にひびが入る事です。
感覚的に言うと、伸びるビニール袋と全く伸びないビニール袋。
今の壁紙は伸びないビニール袋みたいで引っ張ると破けます。

そういう意味でなかなかシビアなものに変化して
きているような気がします。

それを踏まえたうえで、今の施工は感心してしまうほど
進化しています。