大雨 其の弐 (一陣の風)

昨日はすごい大雨で、川がうねりにうねっていました。

自然は偉大だね   岩崎です。

 

 

大村は土地柄もよいので、テレビで報道されるような

冠水があったり床下浸水も河川の氾濫もなく

人事のように「いや~床下浸水か 大変だね」 等と毎年のように

こんな事を考えているいたのですが

なんせ被害に合われた方も身近にいないものですから

親身になるには真実味が薄いってのも関係してると思うんですよね。

 

昨日もそんな事をしっとりと雨の降る中で諏訪駅で

一人しっとりしていたんですよ。

 

少しはやめに駅に着いたので目の前にある栗の木などを

見つつ、まっことしっとりと和んでいたのです。

 

 

 

 

「お?」  

 

ずいぶん向こうから遮断機の音が聞こえて携帯を確認。

 

「お? 定刻通り。」    携帯で時間を確認し

自分の乗る列車であることを確認し

座っていたベンチから立ち上がり、のり口の定位置に陣取る。

 

「ここなら一発でのれるっしょ。」   今日も位置にはこだわり

ドアのど真ん中を目指す。

 

ガタンゴトンガタンゴトンと近づく列車。

 

プアーと汽笛を長めにならしつつ・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一陣の風となり

 

 

 

 

 

 

 

私の目の前を通り過ぎて行きました。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

 

思考停止の後、時刻表でもう一度確認。

 

「うん、間違ってないよね? 定刻だよね?」  もう、なにがなんだか。

 

自分の携帯がおかしいのかと思い駅の時計で確認するも定刻。

 

「なんだよこれ・・・・おめーに乗せる列車はねえ!って意味か」

 

って自分の考えた事にウケテしまい、無人の駅で一人身悶える。

 

こんなことをしている時じゃない、まずは確認だと思いなおし

 

大村駅へ電話してみる。

 

私「あのー 私ですね今諏訪駅に居るんですけど定刻の列車が

止まらずに行ったんですけど?」

 

駅員「あ~ 大雨の影響で列車が30程遅れているんですよ。

30分後には着ますので・・・。」

 

 

なーるほど。

 

こんな時に 大雨の影響を親身になって分かる私なのでした。